2008年11月21日

扁平苔癬、5月頃より発症。焼けつくようなヒリヒリ感に悩まされております。5

 5月頃より発症しております。(扁平苔癬)現在、耳鼻咽喉科にて 治療中ですが一向に完治しません。投薬はトランサミン1カプセルとチョコラA錠を2錠と朝夕にプロテカジン錠10を1錠づつ服用中です。このままの治療法で良いのでしょうか?とても不安でセカンドオピニオンの依頼をと考えておりますが、いかがなものでしょう?
 現在見た目には分からないのですが焼けつくようなヒリヒリ感に悩まされております。ご意見お待ちいたしております。
 よろしくお願いいたします。

 安原歯科医院の安原豊人です。
 口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)は臨床的に多彩な所見を呈する難治性の慢性炎症性疾患で、発赤を伴ったレース状の白色病変を示すものが多く、30〜50歳くらいの女性に多い疾患です。臨床的に、丘疹型、網状型、斑状型、萎縮型、びらん(潰瘍)型、水疱型の6型に分類されます。赤と白の網目状の病変が一般的であり、白い網目のすき間が赤色になっています。左右両側性に見られることが多いものです。
 経過は慢性で非常に長く、1〜10年のものあります。びらん性潰瘍を形成すると接触痛が強くなり、特に辛味食品に刺激されて強い痛みを訴えるようになります。
 扁平苔癬の原因は不明ですが、上皮下のリンパ球浸潤の所見から、疾患の発現に細胞性免疫反応が関与していることは明らかです。しかし、その免疫反応の原因がわからない場合がほとんどで、可能性のある原因としては、金属アレルギー、薬(降圧剤、抗精神薬、利尿剤など)、肝炎ウイルスなどがいわれています。
 完全な治療法はありませんが、重症例では副腎皮質ホルモンの全身投与を短期間おこないます。大部分の症例には副腎皮質ホルモンを含む軟膏の局所塗布が有効です。
 そのほか、抗アレルギー剤、ビタミン剤、精神安定剤、漢方薬などが補助的に使われます。きわめて慢性に経過し、一度症状が軽快しても再発することが多いものです。
 今のところ治療のゴールは、症状を軽減させることにあります。セファランチンや漢方薬の服用を続けることで、寛解するケースもあります。どうしてもセカンドオピニオンを求められるのなら、皮膚科もしくは口腔外科でご相談されることをお勧めいたします。


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安原歯科医院(歯科口腔外科・矯正歯科・小児歯科・歯科)
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