2008年07月13日

風邪を引いた際鼻水が喉に落ちる症状が続き、それから軟口蓋が重く炎症を起こしているような感じが今でも消えません。5

 歯科とは少し離れているかもしれませんが、口蓋垂について質問されている方もいらっしゃったので質問させて頂きます。
 二年前に風邪を引いた際鼻水が喉に落ちる症状が続き、それから軟口蓋が重く炎症を起こしているような感じが今でも消えません。更に軟口蓋と口蓋垂の動きがとても鈍くなっているように感じ、唾も飲み込み辛く、常に違和感があります。
 声楽をやっているのですが、それまでは軟口蓋や口蓋垂の感覚で自分の発声を確かめていたので、感覚の分からなくなったここ二年は発声がうまくつかめずにいます。
 何カ所か耳鼻科に行って診て頂いたのですが、何ともないと言われます。
 このような症状の場合、耳鼻科では無く他の科に行った方が良いのでしょうか。
 何かアドバイスを頂ければ有難く思います。
 よろしくお願い致します。

 安原歯科医院の安原豊人です。
 『咽喉頭異常感症』という疾患が考えられます。
 訴えは喉の圧迫、さすような痛み。ざらざら感など多様です。
 喉が敏感で、ベースにガン恐怖がある方が多いようです。
 また、喉そのものには、軽い咽喉頭の炎症、舌扁桃肥大(舌扁桃の軽い炎症が咽喉頭異常感症につながることは多いものです)、また、鼻が悪く鼻水が喉に落ちてくる後鼻漏、また炎症でなくても、上記の異物感、刺激、せきの発作があったり、ものを飲み込む時につかえを感じることもあります。
 なお、更年期障害や自律神経失調症などから起こるのではないかと推定される咽喉頭異常感症では、舌扁桃肥大のある人も非常に多いようです。
 疲れると、この肥大から来る違和感を特に感じる場合が多いです。
 ですから、これらを感じて病的に気にする(もちろんなんらかの器質的な病気がなくて)方を咽喉頭異常感症と言います。
 治療はまず器質的な病気が本当にないかどうかを、耳鼻科的に精査していただいた上で、咽喉頭異常感症と診断されれば、病気についてよく理解できるまで耳鼻科の先生とお話をされるのがよいでしょう。
 その後、うがいの励行や、軽い安定剤の服用、漢方薬による治療などがなされています。かかりつけの耳鼻科でご相談されることをおすすめいたします。


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