2008年06月28日
市内の口腔外科で、扁平苔癬かもしれないとのこと。心配で心配で食事ものどを通りません。
はじめまして。
下の奥歯と頬の間が以前から赤く、ゴリゴリとした違和感が長いことあったりなかったりを繰り返していて、抑えると痛むので耳鼻科で何回か診てもらったのですが、銀歯の金属アレルギーではないかと2箇所の耳鼻科でいわれました。
最近、口内炎のように痛むので見てみたら赤みのあるところに白い点ができていて近くの耳鼻科で青い液のようなもので染め出し?のようなことをされて、心配いらないものです。といわれました。
その後、白いものが、5ミリくらいに大きくなっていて痛みもあるので口内炎の薬を塗りいったんなくなりましたが、今度は細長い線のような白いものが現れたので、心配で歯科医院で再度みてもらったら、粘膜疾患かもと市内の口腔外科をすすめられました。
扁平たいせんかもしれないとのこと。
耳鼻科での診断はまちがいなのでしょうか。もともと心気症で心配で心配で食事ものどを通りません。
安原歯科医院の安原豊人です。
口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)は臨床的に多彩な所見を呈する難治性の慢性炎症性疾患で、発赤を伴ったレース状の白色病変を示すものが多く、30〜50歳くらいの女性に多い疾患です。臨床的に、丘疹型、網状型、斑状型、萎縮型、びらん(潰瘍)型、水疱型の6型に分類されます。赤と白の網目状の病変が一般的であり、白い網目のすき間が赤色になっています。左右両側性に見られることが多いものです。
経過は慢性で非常に長く、1〜10年のものあります。びらん性潰瘍を形成すると接触痛が強くなり、特に辛味食品に刺激されて強い痛みを訴えるようになります。
扁平苔癬の原因は不明ですが、上皮下のリンパ球浸潤の所見から、疾患の発現に細胞性免疫反応が関与していることは明らかです。しかし、その免疫反応の原因がわからない場合がほとんどで、可能性のある原因としては、金属アレルギー、薬(降圧剤、抗精神薬、利尿剤など)、肝炎ウイルスなどがいわれています。
完全な治療法はありませんが、重症例では副腎皮質ホルモンの全身投与を短期間おこないます。大部分の症例には副腎皮質ホルモンを含む軟膏の局所塗布が有効です。
そのほか、抗アレルギー剤、ビタミン剤、精神安定剤、漢方薬などが補助的に使われます。きわめて慢性に経過し、一度症状が軽快しても再発することが多いものです。
患者さんの多くは、癌を心配し精神的に不安定になることがよくありますが、癌との関係は否定的ですのでご安心ください。今のところ治療のゴールは、症状を軽減させることにあります。セファランチンや漢方薬の服用を続けることで、寛解するケースもあります。治療を受けられることをお勧めいたします。
お問い合わせは
安原歯科医院(歯科口腔外科・矯正歯科・小児歯科・歯科)
安原豊人(日本口腔外科学会認定 口腔外科専門医)
安原美香(日本矯正歯科学会認定医)
〒673-0033 兵庫県明石市林崎町2-1-10
山陽電鉄「林崎松江海岸駅」より徒歩6分・JR「西明石駅」より、タクシーで約5分
駐車場あり…18台完備(医院裏12台・向かい6台)
ご予約・歯とあごの健康相談:TEL. 078-926-3511
矯正歯科直通ダイヤル:TEL. 078-926-3501
提供 駅前歯医者.com / 口腔外科.COM / 歯並び.TV
下の奥歯と頬の間が以前から赤く、ゴリゴリとした違和感が長いことあったりなかったりを繰り返していて、抑えると痛むので耳鼻科で何回か診てもらったのですが、銀歯の金属アレルギーではないかと2箇所の耳鼻科でいわれました。
最近、口内炎のように痛むので見てみたら赤みのあるところに白い点ができていて近くの耳鼻科で青い液のようなもので染め出し?のようなことをされて、心配いらないものです。といわれました。
その後、白いものが、5ミリくらいに大きくなっていて痛みもあるので口内炎の薬を塗りいったんなくなりましたが、今度は細長い線のような白いものが現れたので、心配で歯科医院で再度みてもらったら、粘膜疾患かもと市内の口腔外科をすすめられました。
扁平たいせんかもしれないとのこと。
耳鼻科での診断はまちがいなのでしょうか。もともと心気症で心配で心配で食事ものどを通りません。
安原歯科医院の安原豊人です。
口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)は臨床的に多彩な所見を呈する難治性の慢性炎症性疾患で、発赤を伴ったレース状の白色病変を示すものが多く、30〜50歳くらいの女性に多い疾患です。臨床的に、丘疹型、網状型、斑状型、萎縮型、びらん(潰瘍)型、水疱型の6型に分類されます。赤と白の網目状の病変が一般的であり、白い網目のすき間が赤色になっています。左右両側性に見られることが多いものです。
経過は慢性で非常に長く、1〜10年のものあります。びらん性潰瘍を形成すると接触痛が強くなり、特に辛味食品に刺激されて強い痛みを訴えるようになります。
扁平苔癬の原因は不明ですが、上皮下のリンパ球浸潤の所見から、疾患の発現に細胞性免疫反応が関与していることは明らかです。しかし、その免疫反応の原因がわからない場合がほとんどで、可能性のある原因としては、金属アレルギー、薬(降圧剤、抗精神薬、利尿剤など)、肝炎ウイルスなどがいわれています。
完全な治療法はありませんが、重症例では副腎皮質ホルモンの全身投与を短期間おこないます。大部分の症例には副腎皮質ホルモンを含む軟膏の局所塗布が有効です。
そのほか、抗アレルギー剤、ビタミン剤、精神安定剤、漢方薬などが補助的に使われます。きわめて慢性に経過し、一度症状が軽快しても再発することが多いものです。
患者さんの多くは、癌を心配し精神的に不安定になることがよくありますが、癌との関係は否定的ですのでご安心ください。今のところ治療のゴールは、症状を軽減させることにあります。セファランチンや漢方薬の服用を続けることで、寛解するケースもあります。治療を受けられることをお勧めいたします。
お問い合わせは
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