2008年06月21日

歯根端切除術にはデメリットもあり(最終手段?)再発の可能性もあるということでかなり不安になっています。5

はじめまして。こちらのサイトを拝見し、ご相談させていただければと思いメールさせていただきます。数年前左前歯をオールセラミックの差し歯にしました。(この歯は6歳頃、外傷を受け一度抜けかけたものを固定し定着させた経緯があり、経年にあたり色が黄ばんできていたため)最近になって検診を受けたところ、歯茎の根元にぷくっと出来物(フィステル)ができていて歯の根元に膿の袋が出来ていると診断されました。あわせて、この歯は少し動揺がありセラミックもずれてきていました。そこでセラミックの治療を受けた医院に行ったのですが、「もともと外傷を受けた歯なので寿命だ」と言われ抜歯をほのめかされたので他の先生に診てもらおうと大学病院にかかりました。そちらの先生は抜歯せずに済むとおっしゃって、一度膿の治療のため歯の状態をみるということでセラミックを外し、顕微鏡で根幹を調べたところ根幹が閉塞しているということでした。(ちなみにこの歯の根は他の歯に比べて短くなってしまっています)そこで治療として10日ほど前に歯根端切除術という手術を受け、歯茎を切開し病巣を取りました。(今、仮歯の状態です)現状、傷口も治癒に向かいフィステルも消失しつつあるのですが、色々調べるうちに歯根端切除術にはデメリットもあり(最終手段?)再発の可能性もあるということでかなり不安になっています。もともと根の短い歯根を更に切除したわけですから、もし次に再発した場合には抜歯となるのか。。。根幹が閉塞していたということでこの方法しかなかったのかも知れませんが、やはり通常の根幹治療は難しかったのでしょうか?今は骨の再生を含め、予後をみるしかないと思いますが一番目立つ歯だけにとても気になります。もし再発した場合、先生ならどのような判断をされますでしょうか?お忙しいところとは思いますがご意見を伺えたら大変ありがたいです。よろしくお願いいたします。

両国インプラントカウンセリングセンター センター長の蛭間です。
お答えいたします。前歯はだいたい根の治療が可能ですが、閉鎖は外傷のためなのかもしれません。私どもでは再手術はございませんが、1度どちらかでお受けになられた後の2回目3回目の根尖切除をさせていただくこともございますが、再手術をすればするほど歯は短くなり、予後も悪くなります。でも抜かれてしまうほうが何十倍ものデメリットがございます。根の先の膿の治療は正攻法にきちんと正しくやりなおせば、たいがい治癒するはずです。毎日毎日何人ものかたがみんな同じ治療でおかよいです。抜かれるといわれた歯を抜かずに治す喜びはほんとうにやりがいがあると思っております。


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