2008年05月24日

扁平苔癬についてご相談させて頂きたいです。5

 はじめまして、母がかかっている扁平苔癬についてご相談させて頂きたいです。
 現在、中国に在住の母は、2年ほど前から扁平苔癬と白板症の併発だと診断されました。以来、様々な治療法を試し、塗り薬や飲み薬をずっと使っていますが、症状が全く良くなりません。
 少しの刺激でも激しい痛みを感じてしまいますので、液体の食事しか食べれません。
 歯磨き粉の刺激と歯磨きの摩擦も絶えられず、そのせいで最近歯周病にもかかってしまいました。何かいい治療法がありますでしょうか?
 治すのは難しいと聞きましたが、せめて痛みを和らげる薬などはありませんか?
 それと、刺激の少ない歯磨き粉や液体歯磨きなどがありましたら、是非教えて頂きたいです。よろしくお願いいたします。

 安原歯科医院の安原豊人です。
 口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)は臨床的に多彩な所見を呈する難治性の慢性炎症性疾患で、発赤を伴ったレース状の白色病変を示すものが多く、30〜50歳くらいの女性に多い疾患です。
 経過は慢性で非常に長く、1〜10年のものあります。びらん性潰瘍を形成すると接触痛が強くなり、特に辛味食品に刺激されて強い痛みを訴えるようになります。
 完全な治療法はありませんが、重症例では副腎皮質ホルモンの全身投与を短期間おこないます。大部分の症例には副腎皮質ホルモンを含む軟膏の局所塗布が有効です。
 そのほか、抗アレルギー剤、ビタミン剤、精神安定剤、漢方薬などが補助的に使われます。きわめて慢性に経過し、一度症状が軽快しても再発することが多いものです。普段は、辛味料など刺激物を避けたほうが良いでしょう。
 患者さんの多くは、癌を心配し精神的に不安定になることがよくありますが、癌との関係は否定的ですのでご安心ください。今のところ治療のゴールは、症状を軽減させることにあります。完治させる治療法は現在のところ存在しませんが、セファランチンや漢方薬の服用を続けることで、寛解するケースも多々あります。定期的に受診され治療を受けられることをお勧めいたします。


お問い合わせは
安原歯科医院(歯科口腔外科・矯正歯科・小児歯科・歯科)
安原豊人(日本口腔外科学会認定 口腔外科専門医)
安原美香(日本矯正歯科学会認定医)
〒673-0033 兵庫県明石市林崎町2-1-10
山陽電鉄「林崎松江海岸駅」より徒歩6分・JR「西明石駅」より、タクシーで約5分
駐車場あり…18台完備(医院裏12台・向かい6台)
ご予約・歯とあごの健康相談:TEL. 078-926-3511
矯正歯科直通ダイヤル:TEL. 078-926-3501


提供 駅前歯医者.com口腔外科.COM歯並び.TV
無料カウンセリング
週刊デンタルマガジン
サイト内検索
歯科相談カテゴリー
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: