2008年05月01日

先週の土曜日に近所の歯医者に行ったら 「知覚過敏なので神経を抜きます。」 と言われ、左下の奥歯6番目の神経を抜きました。神経を抜いても同じ歯がしみます。5

 先週の土曜日に近所の歯医者に行ったら 「知覚過敏なので神経を抜きます。」 と言われ、左下の奥歯6番目の神経を抜きました。
 神経を抜いても同じ歯がしみます。
 「奥の7番目の歯の神経も抜いた方が良い。」と先生は言います。
 同じ歯がしみるのにどうして違う歯の神経も抜かなければいけないのですか?
 今治療中の歯の下の歯茎に水疱ができ右で頑張って食べていたら、今度は右の歯茎が痛くなってきました。
 食べるのがとても辛く食欲もありません。
 やはりもう1本神経も抜かなければいけないのでしょうか。

 こんにちは!三木照久歯科、院長の三木照久です。

 御相談の件、おっしゃる通り、歯に大きなお悩みを抱えていらっしゃると食欲もなくなりますよね。私は自分が食いしん坊なので、食べられないことのストレスは本当に御気持ちよく分かります。お見舞い申し上げます。

 さて本題ですが、神経を取った歯がしみるというのは、理屈から言えば考えにくいです。歯の神経=歯髄は、「しみ」を感じるセンサーですから。もし神経を取った後にもまだしみるとすれば、その歯のみならずその周辺の歯も、何らかの理由でしみているということが考えられます。
 お口の中の感覚のしくみとして、どのあたりがしみているというのは分かっても、どの歯が一番しみているかの判別がつきにくいことはしばしばあります。例えば「上の奥歯が、冷たいものを口に入れるとしみる」と言って来院された患者さんが、ご本人でも「どの歯がしみるというにはよく分からない」というのはよくありますし、まれには「上だと思っていたら、下がしみていた」ということさえ、なくはないことです(蛇足ですが、右と左を勘違いするというのは解剖学的にありませんが)。
 また、しみている歯が1本だけではなく、奥歯ならその奥歯のブロックの複数に存在するということもあります。そうした場合、いまのあなた様のように、つらいところですが複数の歯の神経を抜かなくては、ということも、可能性としてはないことではありません。

 ですが、知覚過敏で治療中の歯の歯茎に水泡ができるというのは考えにくいのではないかと思われます。もともとのその歯のしみの原因が、歯の神経に感染するほどの大きな虫歯、歯髄炎だったのではないでしょうか。神経を取る処置をされたところからも、歯髄炎が疑われます。

 それと、(おそらくよく噛んでいた側だった)左が噛めなくなったために右で噛んでいたら、そちらまで痛くなってきたというお悩みも、時に起こりうることです。病気にかかってる人がいたとして、自宅療養して安静にしているうちはそんなに調子悪くはなかったけれども、職場復帰したらとたんに大変なことが起こった…例えて申し上げるなら、そんなところでしょうか。
 右側にも、歯医者と二人三脚で治していくべき問題を、まだ抱えてらっしゃる可能性があります。1日でも早く、またおいしいものを心ゆくまで召し上がっていただく日を取り戻すためには、なるべく頑張って歯科医院に通っていただき、最後まで治療を完了していただくのが一番の近道かと思います。
 つらいところですが、かかられている先生とよくご相談のうえ、アドバイスをよくお聞きになり、治療を続けてみていただきたいところです。

 では、本当にお大事になさってください。お悩み解決の日が早く来ることを祈っております。


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すてきな笑顔と、毎日の「おいしい!」のために。
医療法人 三木達医院 三木照久歯科
一般歯科・小児歯科・歯科口腔外科・予防歯科・審美歯科
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