2005年05月15日
上前歯の歯並びを良くしたいと思っています。上前センターの歯の右隣の歯が奥に引っ込んで、その右隣の糸切り歯(犬歯?)が覆い被さるよう出っ張っています。その2本をできるだけ短期間で簡易に矯正したいと思っています。
上前歯の歯並びを良くしたいと思っています。上前センターの歯の右隣の歯が奥に引っ込んで、その右隣の糸切り歯(犬歯?)が覆い被さるよう出っ張っています。
その2本をできるだけ短期間で簡易に矯正したいと思っています。
広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
センターの2本の前歯の左右にある歯は形態から判断すると犬歯のように見えます。
犬歯だとすると奥に引っ込んでいる歯は2本あるはずですが右だけだとすると左は先天的に欠如しているか骨の中に埋伏しているかあるいはすでに抜歯されているものと考えられます。
とりあえず、1本のみ残っているとして話を進めます。
右の引っ込んでいる歯とその右隣の犬歯をできるだけ簡易に矯正したいとのことですが、その条件で治療するとすればまず、上の歯列前方部を左右に拡げた後、センターの2本の前歯を左に寄せ、引っ込んだ歯を並べるスペースを作ってから前方に出すという方法になると思います。
この方法だと上のみの部分矯正で期間も1年ぐらいで済むかも知れません。
しかし矯正の専門医であれば通常よほどの事情がない限り上記のような治療法を選択することはないでしょう。
なぜなら上下の歯のまん中の線が大きくずれることになりますし、現在の上下の歯の咬み合わせから推測すると、前方に出して並べた歯も安定せず、後戻りを起こしやすい状態になることが予想されるからです。
写真では奥歯の咬み合わせや引っ込んでいる歯が1本なのか2本なのか、またその歯の大きさや位置もわかりませんので、あくまでも可能性としてですが、あなたの場合は1本から4本の歯を抜歯する本格矯正の適用だと考えます。
確かに誰もができるだけ早く、簡単な方法で治療したいと思うのは仕方のないことですが、中途半端な治り方でしっかり咬めず、その上一時的に治っただけですぐに元にもどってしまうような治療では意味がありません。
矯正専門医のもとで、検査、診断の上、部分矯正にしろ本格矯正にしろそれぞれのメリット、デメリットをしっかり聞かれ、納得された上で治療を開始されることをお勧め致します。
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